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新郎新婦主演の映画

友人の結婚式に参加したときのこと。

披露宴の余興の時間で、新郎の高校時代からの友人たちが新郎新婦を主演に10分くらいの映画を撮って見せてくれました。

新郎新婦も本人役ではあるものの、素でただ映っている感じではなくて、ストーリーにのっとって役柄を演じていました。その上ストーリーそのものが、新郎新婦の普段抱えている小さなすれ違い(新郎に優柔不断なところがあり、少し不満に感じている新婦という関係が実際にあるとのこと)をモチーフにしているもので、新郎新婦の人となりだけでなく普段の生活が垣間見えてとても面白かったです。そのほかのキャストにも新郎の元クラスメイトたちだけでなく、新郎の担任の先生や新婦の会社の女友達などが勢揃いで、列席者はテーブルごとにそれぞれのシーンで盛り上がって行き、最後は会場一体となって笑いと感動につつました。

私はブライダルカメラマンとして友人以外の披露宴にも多数参加してきましたが、これほど会場がひとつになる余興ははじめてでした。もちろん音楽演奏ものや、流行りの歌で踊る余興にもその良さがあると思うし、余興担当者の新郎新婦への情愛が見える度グッとくるものはあるのですが、この新郎新婦主演映画は新郎新婦と余興担当者のつながりだけでなく、おそらくはテーブルの配置なども事前に確認した上で各テーブルから万遍なく出演している点が見事だと思いました。